パークアンドライドで気軽にローカル線の旅。樽見鉄道に乗ってみた。

趣味
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せっかくのゴールデンウィークですが、2025年度の我が家は受験生を抱えています。ですから、とても泊まりの旅行に出かける余裕はありません。

そこで、日帰り旅行を企画することにしました。

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そうだ断層を見よう!

そこで目を付けたテーマが、根尾谷断層です。

まあ、いちおう地学の勉強にもなるということで・・・・

根尾谷断層は特別天然記念物

根尾谷断層は1891年の濃尾地震の地震断層です。とくに水鳥(みどり)地区の断層崖は国指定の特別天然記念物に指定されています。

断層崖の一部は、根尾谷断層地震断層観察館に保存展示されています。

水鳥へはローカル線で移動!

根尾谷断層地震断層観察館は樽見鉄道水鳥駅にあります。

樽見鉄道は岐阜県大垣市の大垣駅から岐阜県本巣市の樽見駅までを結んでいます。樽見駅は淡墨桜で有名ですが、その樽見駅の一つ手前の駅が水鳥駅です。

折角なのでローカル線の旅を楽しむことにしました。車移動に慣れ切った子供たちに、鉄道の魅力を知って貰いましょう!

とはいえ、大垣駅から水鳥駅までは約1時間かかります。忍耐力が不足する我が家の子ども達には少々キツイ旅となります。

そこで、今回は本巣駅から水鳥駅へ向かいます。本巣駅から水鳥駅までなら所要時間は約30分で済みます。

本巣駅でパークアンドライド

本巣駅までは自家用車で移動しました。というのも本巣駅には2台分だけ有料駐車場があるのです。車を止めたら駅窓口で駐車料金を支払います。料金は1日300円でした。

駐車場が2台分だけで、予約も出来ませんので、お花見シーズンに利用するのは難しいでしょう。

ワンマン運転の気動車にのって、出発です!
乗車の際は、整理券をお忘れなく

鉄橋の景色を楽しもう

本巣駅を出発すると程なく山間部に入っていきます。途中何度も根尾川と交差するのですが、川を渡る鉄橋からの眺めも樽見鉄道の魅力の一つと言えます。

上流になると川幅は狭くなって、ゴツゴツとした岩も目立ってきます。

根尾川上流には川底が見える程きれいな水が流れていました。

水鳥駅に到着しました。水鳥駅は無人駅です。気動車を見送って徒歩で移動します。

遊歩道を歩こう

駅を出ると案内の看板がありました。

矢印に従って歩くと遊歩道になっていました。ウグイスの鳴き声が近くで聞こえて、とても風情がありました。

でも、鹿?の糞が落ちており、子ども達には不評でした。

遊歩道を少し外れ線路をくぐると、水鳥駅が見渡せる場所がありました。

水鳥駅から徒歩数分で、根尾谷断層地震断層観察館に到着しました。

しかし開館時間前に到着したので、丘の上の展望台に先に向かいます。
(*上の写真は遊歩道ではなく、帰路に近くの車道から撮影しています。)

展望台で、ひとやすみ

根尾谷断層地震断層観察館を少し通り過ぎると道路の反対側に階段があり、展望台に上がることができます。
上の写真のピラミッド型の建物が根尾谷断層地震断層観察館です。

展望台からは、断層崖の様子がはっきりと見えます。

展望台には少し広場があります。
ここでフリスビーを楽しんで開館時間を待ちました。

やわらかくて安全なボーネルンドソフトソーサーの出番です!

予想より子供たちの食いつきが良く、待ち時間をしっかりゴマカシテくれました。

いざ地震断層観察館へ

ようやく開館時間になったので、地震断層観察館へ向かいました。
残念ながら地震体験館は故障中で利用できませんでした。

保存された断層はこんな感じです。展示された地層の左側は白っぽく、右側は黒っぽいのが分かると思います。

黒い地層は、本来ならもっと下にあった地層で、それが約6m地層が隆起したとのこと。

地震断層観察館の展示はそれほど多くありません。それでも説明文を全て読んだり、動画を全て見るなら何時間もかかると思います。

しかし子供たちには30分が限界という感じでした。地震体験館が利用できなかったのは誤算でした。

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