映画「トップガン」好きにはたまらない!ミッドウェイ博物館。

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今回は、カルフォルニア州サンディエゴの観光名所である「ミッドウェイ博物館」(サンディエゴの海軍航空博物館(USS Midway Museum))をご紹介します。

映画「トップガン」、「トップガン マーヴェリック」が好きな方、映画「ファイナル・カウントダウン」にハマった方には特におすすめです。

なお、わたしが訪れたのはもう10年以上も前のことですので、現状とは違っている部分もあると思います。何卒ご了承くださいませ。

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USS Midway Museumとは

USS Midway Museumとは米国のカルフォルニア州サンディエゴにある博物館です。2004年6月にオープンし、観光名所となっています。空母ミッドウェイが丸ごと博物館になっています。米海軍の空母のスケールを体感できるので、わたしのお気に入りの場所です。

入場料

入場料は13歳以上が$31、6~12歳が$21です(2023年4月時点)。

わたしが訪れたころよりは、かなり値上がりしたようです。しかし、米国経済におけるインフレーションを考えれば当然のこと言えるでしょう。

空母ミッドウェイ

そもそも空母ミッドウェイとはどんな船なのでしょうか?

当時最大級の大型空母

空母ミッドウェイ(Midway CVB-41)は、対日戦への投入を前提に計画された大型空母です。基準排水量45,000トン、満載排水量60,100トン、全長295.2メートルの巨体を誇ります(#1、#2)。

ミッドウェー級の前に建造されていたエセックス級空母が基準排水量27,500トン、満載排水量36,380トン、全長265.8メートルであることから、建造当時としては規格外の大型艦といえるでしょう。

ミッドウェイの規模は、残念ながら現在の主力空母であるニミッツ級(基準排水量81,600トン、満載排水量91,400トン、全長332.0メートル)には及びません(#3)。それでも米空母の巨大さは十分に体感できます。

ニミッツ級空母と言えばやっぱり「ファイナル・カウントダウン」。空母の魅力満載です!

太平洋戦争には間に合わず

ミッドウェイは1943年10月に起工、1945年3月に進水しました(#2)。しかし就役は1945年9月10日であり(#2)、太平洋戦争には間に合いませんでした。

横須賀に配備された最初の米空母

ミッドウェイは日本と縁が深い空母でもあります。

ミッドウェイは1973年10月1日から横須賀に配備されています。これが米空母の横須賀への初めての配備でもあります。

その後、一貫して横須賀を拠点に活動しました。しかし1991年8月に日本を離れ、翌1992年4月に退役しています。(#1)

USS Midway Museumの様子

それでは博物館の様子をおさめた写真を何枚かご紹介しましょう。

まずは全体像を見てみましょう(下図)。といっても巨大すぎて艦尾がフレームにおさまっていません。

上の写真は、博物館がオープンして間もないころのものです。

数年後に再度訪れた時にほぼ同じアングルで撮影したのが下の写真になります。甲板上の展示物が増えにぎやかになっています。

博物館に入るとまずは格納庫があります。非常に大きな空間であることがお判りいただけると思います。

下の写真は、博物館オープン直後の飛行甲板です。まだ展示物は少なめでした。
F4戦闘機です。機体後部のフックでワイヤを捉える着艦の様子を再現しています。

後年に訪れた際には、着艦役はFA18に交代していました(下図)。FA18は尾翼に赤い星が・・・仮想敵機でしょうか。撮影時には興奮しすぎて気付いていませんでした。

FA18は「トップガン マーヴェリック」で活躍します。が、実は劇中で活躍するFA18(E型/F型)と、上図のような初期のFA18(A型からD型)は全く別物と言ってよい程に異なります。

着艦役をFA18に譲ったF4(201号機)は艦尾左舷にお引越ししてました。
F4といえば自衛隊の680号機が、ある方面では有名です。おっとこれは余談ですね。

再び時代はオープン直後に戻って、F4を艦尾側から撮影(下図)。飛行甲板が広すぎて画面では船の上とは殆ど分かりません。

「トップガン」や「ファイナル・カウントダウン」でおなじみのF14です(下図)。

F14の魅力を堪能するなら、やっぱり「トップガン」ですね。USS Midway Museumを訪れる前に予習しておくと、現地での喜びは倍増するかも!

艦橋の見学ツアーもありました。黄色い帽子のおじさんは、案内役の退役軍人さんです。艦橋内部の様子や光学着艦装置の説明をしてくれました。

艦橋から艦首方向を撮影(下図)。今にもA7攻撃機が発艦しそうです。

如何でしたか?

USS Midway Museumはミリオタでなくても一見の価値ありのおすすめスポットです。カルフォルニア州を訪れるなら、立ち寄ってみては如何でしょうか。

<参考文献>

#1 ミッドウェー級(世界の艦船 アメリカ空母100年の歩み 2022.No.981 10特大号 p42-44)

#2 米空母の技術的発達(1)正規空母(世界の艦船 アメリカ空母100年の歩み 2022.No.981 10特大号 p95-105)

#3 ニミッツ級(世界の艦船 アメリカ空母100年の歩み 2022.No.981 10特大号 p58-63)

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