相変わらず子門真人沼にはまっている迷走ドクターこと「ぱぴ太」です。今回も子門さんの名曲について語りたいと思います。今回のテーマは「ザ・ピエロ」です。
ザ・ピエロとは?
「ザ・ピエロ」は西友ファミリー劇場のミュージカル『翔べイカロスの翼 ぼくのピエロ』の主題歌です。このミュージカルで子門さんは主演されています。
『翔べイカロスの翼』は若くして亡くなった伝説のピエロを題材にした、ノンフィクション書籍(作:草鹿宏)です。また、それを元にテレビドラマ化(主演:西城秀樹)・映画化(主演:さだまさし)もされています。
ザ・ピエロの感想
「ぼく〜が居なくても」と静かに語りかけるように歌い始め、徐々に力強くなり、そして「ぼくは〜うたう〜」の部分で最高潮に達し、一転して静かに語りかけて終わります。
「すこしでも観客の人生に彩を添えたい」という(早世した)ピエロの熱い想いを子門さんが歌い上げます。
今聞いてみると、正当な評価を受けなくても、子ども達のために多くの歌を歌ってくれた子門さんの気持ちそのもの?とも感じられます。
おなじみのシモニック唱法とはまた違うシットリした歌い方です。こういう歌い方も本当に素敵です。
あんまりにも素敵な歌なので、レコードプレーヤーを持っていないのにレコードを買ったくらいです(爆)!
アナログレコード沼に引きずり込まれた!
そうですとも、このを聴くためならレコードプレーヤーなど数万円の出費は惜しくありません!!
しかし、レコードプレーヤーを入手してからも、しばらくは再生することもできませんでした。数十年ぶりのことで、レコードの取り扱いに不安があったからです。
結局、他の中古レコードで取り扱いに慣れてから初めて「ザ・ピエロ」をレコードで聴くことができました!
ザ・ピエロを聴くには?
では「ザ・ピエロ」を聴くにはどうすれば良いのでしょうか?
レコードを入手する
いまのところ「ザ・ピエロ」はCD化もデジタル配信化もされていないようです。音源を入手するにはレコード(ドーナツ盤)を入手する必要があります。当然、中古品です。ヤフオクなどで時々出品しているのでそれを狙うことになります。さいわい、出品されていることは多いです。
難点は、レコード・プレーヤーを所有するか、レコードのデジタル化サービスを利用する必要があることです。
動画投稿サイトで視聴
ただ、聴くだけでよければYouTubeにアップされているので簡単に聴取できます。著作権や原盤権の問題がクリアされているか不明なのでリンクは貼りません。ご容赦ください。
わたしが見つけたYouTubeの動画の音質は、正直言ってわたしのレコードよりもかなり良い音質(主にノイズの面で)ですので、十分に堪能できます。
バージョン違い?の謎
わたしのレコードの「ザ・ピエロ」とYouTubeでみつけた「ザ・ピエロ」はバージョンが違うようです。
始めはプレーヤーやアンプの性能差?とも思ったのですが・・・どうも違うようです。
わたしのレコードでは、序盤は本当にささやくような小声ですが、YouTubeではもう少し声を張っています。また、YouTubeでは曲が終わった後に主旋律が少し入ります。ミュージカルのワンシーンをそのまま収録したような感じです。
聴けば聞くほどバージョンそのものが違うように思います。YouTubeの動画のUP主は一体どうやって音源を入手されたのでしょうか?全く謎です。
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