家族と会話もできて家内安全!オープンイヤー型イヤホン「OpenFit」に大満足

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概要

OpenFitは完全ワイヤレスの「オープンイヤー」型のイヤホンです。音楽を聴きながらでも周囲と会話ができるので愛用しています。連続駆動時間は7時間、専用ケースで充電すれば最大28時間使用できます。

しかし、「オープンイヤー」型のため多少の音漏れはあります。実際の音漏れの程度について実体験をご紹介します。適正な音量を心がけましょう。

また外部の騒音も入ってきます。ですから比較的静かなところで、静かに音楽を楽しむことに適していると思います。

防水性能は、水の飛沫に耐えられる程度です。うっかりシャワーを浴びたり水没させないように気を付けましょう。わたしのOpenFitがお茶にダイブした結果もご紹介します。

音楽を聴きながら会話できるイヤホンが欲しい

そもそも、OpenFitを使い始めた切っ掛けはとても単純でした。ある日イヤホンで音楽を聴いていた時のことです。

妻の声掛けに気付かず、叱られました

決して大声で非難されたりはしなかったですが、家庭の危機を感じました。

そこで、周囲の音を聞くことが出来るタイプのイヤホンを試すことにしました。

OpenFitとは

OpenFitはSHOKZが2023年7月に発売したワイヤレスイヤホンです。

OpenFitの主な特徴は2つあります。

  • オープンイヤー
  • ワイヤレス

それぞれの特徴には大きなメリットがありますがデメリットもあります。

ですから私がOpenFitを数カ月使ってみて、「良かった点」、「気になった点」をご紹介したいと思います。

OpenFitの良かった点

OpenFitを使ってみて、良かった点は次の7つです。

  • 使用中でも会話ができる
  • コードが煩わしくない
  • かさ張らない
  • 駆動時間が長い
  • 外耳道を傷つけにくい
  • 気導で聴く
  • 音質は意外と良い

使用中でも会話ができる

耳を開放するタイプのイヤホンなので、周囲の音は普通に聞こえます。(常識的な音量で使用すれば)音楽を聴きながらでも、違和感なく家族と会話ができます

具体的には、イヤホンで音楽を聴きながら、家族と一緒にTV番組をみて、番組の内容について家族と会話できています。(家族の会話に重きを置く状況では、もちろんイヤホンはしないです。)

そもそも「オープンイヤー」タイプのイヤホンを購入した動機が、「妻に話しかけられても聞こえなくて、妻に叱られたこと」です。ですから、会話ができる点には大いに満足しています。

職場でも休憩時間に医局(*注1)で音楽を聴くときに使用しています。院内PHSの着信音にも気付けるので安心です。

周囲の音を聞くことは、外音取り込み機能のあるイヤホンでも可能です。ただし外音取り込み機能のあるイヤホンの場合、風切り音などが大きくなることがあります。その点ではOpenFitのほうが優れているように思います。

その代わり、騒音も入ってきますし、多少の音漏れもあります。これらは「気になった点」で詳しくご紹介します。

*注1 医局: ここでは病院内にある医師の控室のこと。医師が調べ物をしたり休息をとったりする場所。デスク・ロッカーなどがある。「医局」は「教授を頂点とするピラミッド型組織」を意味する場合もある。どちらの意味なのかは、会話の流れで判断する。

コードが煩わしくない

ワイヤレスイヤホン全般に言えることですが、コードが絡まったりしないのでとても快適です。また、収納する時にコードを巻き取る手間もないです。

その代わり、イヤホン本体を落としてしまうリスクは多少増えます。

かさ張らない

先ほど述べたように、そもそも私は「オープンイヤー」タイプのイヤホンを探していました。はじめはSHOKZの骨伝導イヤホン(OpenRun)を試すつもりでした。しかしOpenRunはネックバンド部分があるため、かさ張るのが気になりました。

その点OpenFitはネックバンドがないため、かなりコンパクトです。ケースには左右のイヤホンが一部重なるように収納します。

収納方法が工夫されていることもあり、ケースを含めてもそれほど大きくありません。

大きさの比較のために、CDケースと並べて撮影しました(下図)。

大きさはCDケースの1/4以下です。厚みはCDケース2.5個分くらい。

CDがマニアックなのはご愛敬。

駆動時間が長め

ワイヤレスイヤホンには3~4時間程度でバッテリーが切れてしまう商品も数多くあります。それに比べるとOpenFitはイヤホン本体のバッテリーで7時間の連続駆動時間があります。

また、専用ケース(チャージングケース)に収納することで充電できるため、チャージングケースを利用すれば最大駆動時間は28時間となります。

わたしの場合は、1日の使用時間が2時間以内です。全く使用しない日もあります。OpenFitにこれだけの駆動時間がるので、わたしは充電に煩わされることがありません。

因みに公式サイトの製品仕様によると、5分の充電で1時間駆動するそうです。

外耳道を傷つけにくい

イヤホンを長時間使用していると、外耳炎になる場合があります。イヤホンを外耳道に挿入することで外耳道を傷つけ、傷口から細菌が侵入することが一因と考えられます。

また、外耳道が密閉されると、外耳道の湿度・温度が高くなり雑菌が繁殖しやすくなると思われます。

実際、わたしも一度は外耳炎になり耳鼻科にお世話になっています。

その点、OpenFitは外耳道に挿入しないため、(正しく使用すれば)外耳道を傷つけるリスクは殆どありません。

気導で聴く

イヤホンで個人的にもっとも気になるのは、長期的な安全性です。

骨伝導イヤホンについては2023年11月時点で、骨伝導イヤホンが有害とするエビデンスは特にないようです。しかし、骨伝導イヤホン自体の歴史が浅いため長期的な安全性は確認しようがありません。

OpenFitのようなタイプのイヤホンに関しても同様です。有害とするエビデンスは特にないですが、長期安全性を担保するエビデンスもありません

しかし、気導はヒトの耳が本来想定している音の聴き方だと思われます。その分だけOpenFitのリスクは低いだろうと私は予想しています。

そうはいっても、大音量で使用すれば確実に聴力を悪化させます(騒音性難聴ので、適正な音量を心がけましょう。

音質は意外と良い

OpenFitの音質については、それほど期待していませんでした。しかし普通に値段相応に良い音がします。高音から低音までバランス良く音がでます。

わたしがPCに接続している安物イヤホンのように音割れすることもありません。まあ、比較対象がマトモでは無いだけかもしれませんが・・・

OpenFitの気になった点

  • 音漏れ
  • 騒音が大きい場所では聞こえづらい
  • 脱落するリスク

音漏れ

OpenFitは、耳を開放するタイプのイヤホンです。当然ある程度の音漏れはあります。実際に、医局で同僚に確認してもらいました。

試した環境

場所は医局です。周囲は「図書館(40 dB程度)」よりは少し騒音がある環境です。おそらく「静かな事務所(50 dB程度)」レベルです。

試した音量

イヤホンの音量は同僚との会話に支障がいない音量としました。感覚的には、同僚の声の50-70%くらい、あるいはオフィスBGMと同程度がやや大きい程度の音量です。

すると以下のような結果になりました。

結果

(1)デスクを挟んで向かい合わせの距離 → 全く聞こえない
(2)1mの距離に接近 → 微かに聞こえる

ちなみに自宅では、TVがついている状態では1mも離れていれば、子ども達でも気にならないようです。

考察

このように音量に気を付けていれば音漏れは限定的です。とは言え、音漏れで他人を不快にさせる可能性はあります。OpenFitoを使用する際には、音漏れに一定の配慮が必要だと思われます。

例えば次のような環境では、使用を控えるか、音量をなるべく下げましょう。

  • 至近距離に他人がいる環境(例:満員電車)
  • 非常に静かな環境(例:図書館、美術館)

騒音が大きい場所では聞こえづらい

OpenFitの特徴は、周囲の音が聞こえることです。当然、騒音が耳に入ってきます。

私が普段設定しているような音量は、静かな場所でBGMとして楽しむ程度の音量です。この設定で、ガード下で使用したところ、電車が通過する騒音に音楽はかきけされて全く聞こえなくなりました。

脱落するリスク

OpenFitは耳に引っ掛けるタイプのイヤホンです。こういうタイプは激しい運動では外れてしまう可能性があります。

しかし私が気になったのは別のケースです。

耳に引っ掛けるモノ同士の干渉

OpenFitの他にも耳に引っ掛ける器具などを使っていると、器具同士が干渉しあってOpenFitが外れる場合があります。

具体例をご紹介します。

お茶にダイブしたOpenFit

わたしは仕事柄、医局でもマスクをして過ごしています。ある日、冷房が効きすぎて寒かったので、私は熱〜い緑茶を飲もうとしました。

お茶を飲むためにマスクを外したその瞬間、OpenFitがマスクのゴム紐に引っかかりOpenFitは緑茶の中にダイブしました。

他には、眼鏡、ヘルメットなどに当たってしまることも考えられます。とくに着脱の際は要注意です。

OpenFitの防水性能

熱々の緑茶へダイブしたOpenFitはどうなったのでしょうか?

まずOpenFitの防水性能を確認しましょう。

OpenFitの防水性能

OpenFitの防塵防水性能はIP54です。この場合、防水に関する性能は「4」ですので、

「あらゆる方向からの水の飛まつによって機器が影響を受けない」

に相当します。

ちなみに緑茶にダイブで無事が保証されるのは防水性能が「7」以上の場合です。

これはマズイ・・・・

奇跡的に無事だった

あわててシンクにお茶をすて、OpenFitを救出しました。水没した時間は約30秒!

「あっつ!」
「熱を持ってる!!」
「壊れたか?」

と思いましたが、ダイブしたのが熱々の緑茶なので、OpenFitが熱を持っているのも当然です。急いで水滴を取り除き、一生懸命風を当てて冷却・乾燥させました。

十分乾燥したと確信が持てるまで、使用せず、ケースにも入れず、ひたすら乾燥あるのみです!

結果的に、OpenFitは今も元気に活躍してくれています。

いやー幸運でした。

みなさんは、二の舞とならないように気を付けてください。

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