概要
ある日、わが家のパルコンの外壁塗装が膨らんでいることに気付きました。塗装が膨らむ原因は、「経年劣化」か「施工不良」です。わが家の場合、1年前に外壁の再塗装しているので「経年劣化」は考えにくいです。
こうしたケースでは業者に連絡してすぐに補修してもらいましょう。塗装のふくらみを放置すると雨漏りの原因になりかねません。わが家は補修工事が遅れたため、塗装が破れてヒヤリとしました。
業者に連絡したからと安心せず、こまめに連絡を取って対応状況を確認しましょう。
2021年に外壁リフォームを実施
わが家のパルコンは2021年に外壁・陸屋根のリフォーム工事を行っています。
工事は大成建設ハウジングにお願いしました。陸屋根の防水工事も含めた工事費用は約478万円(税抜き)でした。その半分弱(約46%)を外壁再塗装の費用が占めています。
詳細は別の記事をご覧ください。
塗膜が浮いてきた
2021年に再塗装工事が終わって安心していましたが、2022年になって、塗装の一部が膨れていることに気付きました。
場所は、「打ち放し」部分です。
パルコンの「打ち放し」部分は厳密には、表面を保護するための撥水剤の塗装がしてあります。その塗膜が水疱のように膨らんでいました。しかも何か所も!
特に目立った部分2ヶ所は写真もご紹介します。
1か所目
1ヶ所目がこちらです。塗膜の「膨れ」がいくつも見られます。そのうち一つはとても大きいものでした。
2か所目
もう1ヶ所は長い「膨れ」が見られます。
触ってみると、塗膜はあまり弾力がなくて硬い感じでした。
原因は?
塗装が膨れてくる原因は、大まかに2つです。
- 経年劣化
- 施工不良
わが家の場合、再塗装工事から1年以内に生じた「膨れ」なので経年劣化は考えられません。施工不良と思われます。
また、施工不良にもいくつかのパターンがあるようです。
「膨れ」は放置してはいけない
塗装が「膨れ」ている状態は、正常ではありません。塗装に何らかの問題があると考えましょう。
もし塗装が破れた場合、雨漏りの原因になります。雨漏りで躯体が損傷してからでは補修費用も莫大になります。
塗装の異常にはなるべく早く対処することが望ましいです。『早期発見・早期治療』というわけです。
すぐに業者に連絡した
わたしは、すぐに大成建設ハウジングに連絡しました。
担当者の方が言うには、
すぐに現場を確認して施工業者に補修させる。
とのことでした。
なかなか補修されず
しかし、何時まで経っても補修された気配もなく、工事の連絡もありません。別件で多忙であったため、そのまま3カ月も経ってしまいました。
そして、驚愕の事実に気付きます。
とうとう塗膜が破れてしまったのです。これはマズイ!
塗膜が破れた
破れた部分の様子をご紹介します。
1か所目
まるで、破れた水疱のようになっています。
2か所目
こちらは、若干コンクリが欠けているようにも見えます。
業者に再度連絡
大成建設ハウジングさんに再度連絡を取りました。
塗膜も破れており、「対応を急いでほしい」と伝えました。
担当者曰く、施工業者に連絡はしてあったとのことですが・・・・
以後は、こまめに対応状況を確認するように気を付けました。
補修が完了
大成建設ハウジングに再度連絡してから1週間も経たずに補修が完了しました。
1か所目
何となくまだ多少の「膨れ」があるようにも見えますが、高い所なので触って確認することは出来ません。
要経過観察といった印象です。
2か所目
こちらは、触れる程度の高さです。コンクリの欠け?も補修されたようです。
工事期間と費用
補修箇所は複数あったのですが、工事期間は1日(数時間程度)でした。
こんなに簡単に補修できるなら、さっさと補修してほしかったです。
補修費用は、無料でした。
施工不良なら当然とは思いますが、無料でよかったです。
最後に
外壁塗装の異常を放置すると、雨漏りの原因になります。雨漏りすると躯体が傷みます。躯体が損傷すれば修理費用が膨大になります。ですから塗膜の膨れには早期に対処することが重要です。
今回、塗膜が破れる前に補修できなかったことはとても残念です。業者に連絡したからと安心せず、対応状況を適宜確認していくことが重要だと良く分かりました。
コメント