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概要
わたしは家族がネコアレルギーのため、庭に侵入するネコを撃退する必要があります。ネコを撃退するには侵入・脱出経路を塞ぐ、庭の居心地を悪くする、などの戦略が必要です。
トレイルカメラは、敷地内へのネコの侵入・脱出経路の特定にとても有効です。トレイルカメラでの撮影方法には主にセンサー連動撮影、タイムラプス撮影、の2つの方法があります。
センサー連動撮影は、赤外線センサーが反応した時だけ撮影します。撮影枚数が少ないため、画像の確認が楽です。撮影枚数が抑えられるため電池も長持ちします。そのかわり、ネコが侵入する瞬間を捉えにくいです。
タイムラプス撮影は、センサーと関係なく一定の間隔で撮影を続ける方法です。短い間隔で連続撮影すれば、ネコの侵入する瞬間を捉えられます。ネコがいなくても撮影するため、画像枚数が膨大になり、チェックが大変です。電池の消耗も急激です。
効率よくタイムラプス撮影するには、スケジュール機能を利用して撮影時間帯を絞り込む必要があります。撮影時間帯を決めるには、まずセンサー連動撮影でネコの行動パターン(やってくる時間帯)を把握するようにしましょう。
もしよければ関連記事もご覧ください。
トレイルカメラ(SC-ML68)の使用レポート、
トレイルカメラでの撮影方法
トレイルカメラには、おもに2つの撮影方法があります。
(1) 赤外線センサーに連動した撮影
(2) タイムラプス撮影
です。
タイムラプス撮影ってなんですか?
一定の時間間隔で撮影する方法です。
たとえば10秒間隔、1分間隔、1時間間隔
などで撮影ができます。
なるほど一定間隔で撮影するのがタイムラプス撮影ですね。
さらに、撮影する時間帯を限定するスケジュール機能もついていることがあります。
センサー連動撮影のメリット
トレイルカメラのいちばんの特徴は、赤外線センサーに連動して自動撮影してくれることです。
メリットはなんですか?
無駄な撮影を避けることで、電池や記憶容量を節約できます。
それに・・
それに?
画像確認が楽になります。
たくさんの無駄な画像を見なくて済むからです。
ただし条件があります。
条件って何ですか?
人通りの少ない場所に限ります。
あー、なるほど!
カメラが歩行者に反応してしまうからですね。
それで、実際に使ってみた印象はどうですか?
ネコの行動パターンを把握するのに、とても役立ちました。
でも センサー連動撮影にもデメリットはありました。
センサー連動撮影の限界
センサー連動撮影にも得意・不得意がありました。
何が得意なんです?
得意なのはネコの侵入時刻や脱出経路の特定ですね。
不得意なのは?
不得意なのは侵入経路の特定です。
どうしてですか?
ネコが庭に侵入してからカメラが作動することが多いからです。
対策はないんですか?
ネコの侵入経路の目星がつくなら、予想した侵入経路にむけてカメラを設置します。
侵入経路の予想がつかないときは?
そんな時は、タイムラプス撮影がおススメです。
試しに5秒間隔で撮影してみました。
結果はどうでしたか?
タイムラプス撮影の効果
今回撮影したのは下の範囲です。
この位置ではセンサーは、ネコが地面に降りるまで反応しません。
センサー連動撮影では決定的瞬間が撮れず、特定に苦労しました。
矢印は何ですか?
矢印はこれまで確認した進入経路です。
これまでの対策で中央~右からの侵入(点線)はなくなっているようです。
その代わり画面左からの侵入するようになっています(実線)。
今回は一番左の経路に障害物を設置しました。
タイムラプス撮影で効果を確かめたいと思います。
この写真のルートですね。
そうです。フェンスの上端を歩いて侵入してきます。
わかりました。
はやく、結果を教えてください。
今回のタイムラプス撮影では、ネコは木に乗り移る経路だけを使用しました。
何度か侵入しましたが、毎回同じ経路でした。
他の経路はどうだったんですか?
他の経路からの侵入はありませんでした。これまでの対策の成果です。
木に乗り移る経路にはどういう対策をしますか?
思い切って枝を切り落とすことにしました。
あれくらいならレシプロ・ソーで楽に切れます。
タイムラプス撮影の限界とその対策
はじめからタイムラプス撮影すればよかったんじゃないですか?
そんなことはありません。タイムラプス撮影にも限界があります。
というと?
ネコの侵入経路を特定するなら、5秒とか10秒とか短い間隔で撮影が必要です。
10秒間隔でも1日で8640枚になります。
8000枚・・チェックするのが大変ですね。
しかも、その大半にネコは映ってません。
それに・・・
まだ、あるんですか?
これまでの経験上、単3電池8本では1万枚ほどしか撮影できません。
1日あまりで電池切れですね。
対策はありますか?
撮影間隔をあけるのは好ましくないので、
撮影する時間帯を絞りましょう。
スケジュール機能で時間帯を設定できます。
撮影する時間帯はどうやって決めるんですか?
センサー連動撮影を繰り返していると、ネコの行動パターンが分かります。
つまり、ネコが出現しやすい時間帯が分かります。
なるほど!センサー連動撮影のデータが活きてくるわけですね。
それに、
夜間は赤外線照明も使うため、電池の消耗が激しいです。
夜間撮影は、なるべく避けましょう。
まとめ
最後に、もういちどトレイルカメラの撮影方法について表にまとめます。
それぞれの撮影方法を上手く組み合わせて、ネコ対策を進めていきましょう。
センサー連動* | タイムラプス** | |
撮影枚数 | 少なめ | 膨大 |
画像確認作業 | 簡便 | 煩雑 |
稼働時間 | 長い | 短い |
侵入経路の撮影 | 困難 | 容易 |
脱出経路の撮影 | 容易 | 容易 |
出現時間帯の把握 | 容易 | 困難 |
**撮影間隔が5秒程度の場合
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