ついに、ついにゲームソフト『A-RANK サンダー 誕生編』のCDを入手しました。
Aランク・サンダーとは?
これは日本テレネットから1993年に発売されたメガCD専用のゲームソフトです。ブックレットの絵を見ればわかるように、仮面ライダー的な変身ヒーローを題材にしたアドベンチャーゲームです。
残念ながらゲームとしての評価は高くなく、予定されていた続編である「逆襲編」も発売されることは無かったそうです。
そんなゲームをなぜ買ったのか? もちろんそれは、子門真人さんの歌が収録されているからです!
ゲームとしての「A-ランク・サンダー」ファンの方には申し訳ありませんが、子門真人ファンとしてこの一枚は大切に保護させていただきます。
子門真人さんの楽曲は3つ
このCDに収録されている子門真人さんの楽曲は3つです。
- Aランクサンダーの歌
- 闘え!Aランクサンダー
- 乱由鷹の歌
Aランクサンダーの歌
ゲーム自体は実質的に4話構成(正確にはブックレットによるとゲーム4話・ビジュアル4話の8話構成)となっていて、「Aランクサンダーの歌」は各話のオープニングとして使用されています。
ヒーローソングらしいテンポがよくて勇ましい曲です。
個人的には「閃光!雷撃!」の部分で、せんこう!ぁ らいげき! とちょっとだけ「あ」が入るのが子門さんらしいと思いました。
戦え!Aランクサンダー
1話〜3話のエンディング曲です。勇ましい感じのタイトルとは異なり、ゆったりしたテンポの哀愁漂う曲です。
歌:ピーター・サイモンとなっていますが、子門真人さんです。このあたりはラジオ関西開局40周年キャンペーンソングである「CAN’T YOU HEAR ME BABY, WHAT I SAY」と同じですね。
「一度は捨てた 戸惑いも」の部分が、ぃいちどはぁすてたぁ とぉぉまぁどぉいもぉぉぉ、といった感じになり、粘りつくようはシモニック唱法を堪能できます。
乱由鷹の歌
歌:ピーター・サイモンとなっていますが、以下同文。
ブックレットでは挿入歌として紹介されています。ゲームの4話のエンディングに使用されています。ちなみに乱由鷹(らん ゆたか)は主人公の名前です。
「戦え!Aランクサンダー」同様にしっとりした曲です。3曲の中で最も長い3分56秒あります。
「n〜」「O-oh yeah〜」といった感じのフェイクがとても良いです。
その他に良かった点
CDケースの裏表紙に、ゲーム画面とならんで収録時の子門真人さんのお姿が使用されています。サングラスをかけた横顔1枚だけですが、今となっては貴重な画像です。
残念な点
CDには「Aランクサンダーの歌」や「闘え!Aランクサンダー」は2分ほどです。所謂テレビサイズということです。
フルバージョンも収録自体は行われたという噂を聞いたことがあるのですが・・・・おそらく世に出ることは無いでしょう。
自分はたまたま3500円くらいで買えましたが、すでに入手困難のようです。ショップによっては2万円近い高値になっているようです。
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