相変わらず子門真人さんの情報を収集しているなか、表題のような情報に行きつきました。情報源は「フィンガーファイブ大好きブログ」というブログの「フィンガー5グッズ69」という記事です。
おそらく1976年のコンサート
いったい何年のコンサートなのかというと、どうやら1976年のようです。
上記のブログで曲目をみると「魔神バロン」「ジェット・マシーン」「101人ガールフレンド」など1976年の曲がみられる一方、1997年発売の曲はみられないようです。(ブログ本文でも1976年と書いてありました。)
聞いたことのない曲がいくつも・・・
子門さんは、「およげ!たいやきくん」以外にもいくつも歌ったようです。画像が不鮮明で一部が読み取れませんが、読み取れる範囲では以下のような楽曲を歌ったようです。
- ユーアーマイサンシャイン
- いつになれば
- 魔神バロン
- イエスタデイ
- ミッシェル
- ガッチャマンキカイダー01
- マイウェイ
- 聖者の行進 など
1970年代に一世を風靡したフィンガー5の音源であれば、数は沢山あるでしょう。これは入手できそうな気がします。
というわけで、早速探してみました。するとそれらしいLP盤を見つけることが出来ました。その名は・・・
「フィンガー5 セカンド ライブ」
価格は、Amazon経由で約3000円でした。
A面の「日劇オンステージ」に「およげ!たいやきくん」「魔神バロン」「聖者の行進」が収録されていました!
ジャケットの写真ではステージのいちばん奥(ステージ正面から見ると左端)に子門さんらしいお姿が見えます。
早速聴いてみましょう!
およげ!たいやきくん
コンサートのオープニングのなかで「さわり」だけ歌っておられます。具体的には「いやになっちゃうよ〜♪」までです。
あとはメンバー紹介で流石の美声を披露しておられます。
フィンガーファイブ(正男氏)からは「日本のシンガーのなかで歌が一番うまい」と紹介されています。まあ、多少の忖度もあるのでしょうが、嬉しくなっちゃいます。
魔神バロン
「子門さんと一緒に歌いたいと思います。」といってスタートするのですが・・・。歌声を聞き分けられませんでした。
フィンガー5の持ち歌なので、子門さんが目立たないようにされていたのかも。
魔神バロンが終わった後、次曲の紹介で子門さんのお声を聴くことができます。
聖者の行進
エンディングです。歌っているメンバーによって、前から順に3つの部分に分けることが出来ます。
- フィンガー5と子門真人
- フィンガー5
- 子門真人
それぞれのパートは約30秒しかありません。そのうえLP盤の録音状態では子門さんの歌声はあまり目立ちません。
コンサートはジョイント・コンサートであったとしても、LP盤はフィンガー5のライブ・アルバムですからやむを得ません。
左側の遠くのほうから子門さんの微かに歌声が聞こえてくる感じです。
それでも上手い、上手すぎる!
これは持ち歩きたい!というわけでデジタル化してスマホに入れました。その際に左側の音を強調するようバランスを調整したことは言うまでもありません。
未収録の歌が、あまりにも惜しい
子門さんが洋楽を得意としていたとは聞いたことがあります。実際、「聖者の行進」でもわずか30秒程度ですが、抜群の歌唱力を披露しています。
こうなると洋楽を歌っている子門さんに、がぜん興味が湧いてきます。実際、コンサートではイエスタデイやマイウェイを歌われたようです。でもLP盤には残念ながら収録されていません。
おそらく、これらの歌はこれからも発売されることもないでしょう。このまま、露・まぼろしと消えてしまうのは余りにも勿体ないですね。
フィンガ5もやはりすごい
フィンガー5も活動期間が短いアーティストですが、一世を風靡しただけあり、やはり上手いですね。
新メンバーの具志堅 実氏のハイトーン・ボイスも良いし、玉元 妙子氏の14歳とは思えない迫力のある歌声も素敵です。玉元 晃氏は変声期後であり、子ども心に覚えていた声とは違いました。しかしコレはコレで良い!
でも当時は、多くの人が変声期前の声を期待してしまったんでしょうねぇ・・・。
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