外付け電動ブラインドの耐風圧強度ランキング

ブラインドシャッターの耐風圧性能ランキング マイホーム
ブラインドシャッターを耐風圧性能が優れている順に紹介します
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わたしの自宅の窓には電動ブラインドシャッターが備わっています。電動ブラインドシャッターは窓に外付けするブラインドの一種です。外付けブラインドは非常に便利で快適なので、とてもおススメです。今回は外付けブラインドの耐風圧性能に注目して、代表的な外付けブラインド・ブラインドシャッターを紹介します。

簡潔にまとめると、耐風圧強度を最優先するならブリイユ、耐風圧強度とフラットな外観の両立を求めるならマドモアブラインドF、耐風圧性能と広い間口の両立を求めるならマドモアブラインド、スタイリッシュな外観を最優先するならpassiv blindやヴァレーマがおススメです。

詳しくは本文をどうぞ。

迷走ドクター
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風速と被害の程度

ブラインドシャッターの紹介に入る前に、風速と風害の程度について簡単に解説します。風速と陸上の様子はおおむね以下のような関係になります(下表)。

平均風速
およその瞬間
風速
陸上の様子
8.0~10.7m/s小さな木がゆれ動く、水面にさざ波が立つ
凧揚げに適する
10.8~13.8m/s20 m/s大きな枝が動き、電線がうなり、傘をさすのが困難になる
13.9~17.1m/s木全体がゆれ、風に向かって歩くのが困難になる
17.2~20.7m/s30 m/s木の枝が折れ、立っているのが困難になる
20.8~24.4m/s簡単な構造物が倒壊する
24.5~28.4m/s40 m/s立木が倒れ、かなりの被害が生じる
28.5~32.6m/s被害が甚大
32.7m/s~50 m/s以上被害が甚大
瞬間風速40m/sだと、かなりの被害が生じる。
気象庁風力階級表およびリーフレット「雨と風(雨と風の階級表)」(気象庁提供)より
きくたん
きくたん

立っていられないほどの強風が、瞬間風速30m/sなんですね。

迷走ドクター
迷走ドクター

だから、耐風圧強度が30m/s以上というのは一つの目安になります。

シャッターの耐風圧強度の目安

目安とするためにブラインドシャッターではないのシャッターの耐風圧強度も少し紹介します。一般的なスクリーンタイプのシャッターの耐風圧強度は以下の通りです。

スクリーンタイプのシャッターの種類耐風圧強度風速に換算
一般的なタイプ600~800Pa32~36m/s
耐風圧性能強化タイプ1600~2400Pa58.6~88m/s
一般的なシャッターでも風速32m/s程度は想定している。

耐風圧性能が30m/sなら標準レベル以上

瞬間風速が30m/sなら人が立っているのが困難なほどの強風です。通常のシャッターでも破損する場合があります。耐風圧性能が30m/sなら、標準レベル以上の耐風圧性能を備えていると言えます。

耐風圧性能が40m/s以上なら優秀

瞬間風速が40m/s以上なら立木が倒れるほどの強風です。また、島嶼部以外の東京都においては、最大瞬間風速の史上最高値はおおむね45m/s前後です。以上のことから耐風圧性能が40m/s以上なら優秀な耐風圧性能と言えるでしょう。

迷走ドクター
迷走ドクター

わたしの家(東海地方)にあるブラインドシャッターの耐風圧強度は44m/s相当です。そして自宅のブラインドシャッターは15年以上の間、強風で破損したことはありません。

開口幅が大きいと耐風圧強度は低下する

シャッターの耐風圧強度は開口幅が大きいほど低下します。ブラインドシャッターならブラインド幅(≒開口幅)が大きくなるほど低下するということです。

ブラインドの幅と耐風圧強度の関係
幅が大きくなるほど耐風圧強度は低下する。

1位:ブリイユ(BRIIL)Bモデル・Cモデル

ブリイユ(BRIIL)はオイレスECOの電動ブラインドシャッターです。大手メーカーでは文化シャッターも取り扱っています。ここで紹介するブリイユBモデルブリイユCモデルが電動タイプになります。耐風圧強度を最優先にするならブリイユがおススメです。

通常のシャッターよりも高い耐風圧強度

ブリイユ(BRIIL)Bモデル/Cモデルの耐風圧強度は、ブラインド幅700-2800mmで1200Pa(風速44m/s相当)になります。ただし公表されているグラフを読む限り、2000~2800mmの範囲では1200~1000Pa(風速44m/s~36.6m/s)になります。

ブリイユの耐風圧強度データ
ブリイユ耐風圧強度データ、オイレスECO株式会社公式サイト(#1)より

ブリイユはブラインドシャッターでありながら、通常のシャッターよりも耐風圧強度が優れています。

窓の位置でBとCを使い分ける

BモデルとCモデルの使い分けは以下の通りです。

  • Bモデル:「一階の窓」や「ベランダに面した窓」
  • Cモデル:「下から視線が入る窓」

理由は以下の通りです。

Bモデルは停電時非常開放装置に対応

Bモデルは非常開放装置(オプション)を装備可能ですそのため停電時でも窓から脱出可能です。

迷走ドクター
迷走ドクター

Cモデルには非常開放装置は装備できません。

Cモデルは下からの視線を完全に遮断

Cモデルはルーバーの角度を最大125度にできます。そのため下からの視線が完全に遮断できます(下図)。これは他のブラインドシャッターにない特徴です。

ルーバーの角度と視線の入り方
ルーバーの角度が90度では下からの視線を完全に遮断できない

番外:シャッターブラインド

シャッターブラインドは東洋シャッターの電動ブラインドシャッターです。シャッターブラインドはブリイユBモデルと耐風圧性能、開閉速度、対応する開口幅・開口高まで同じです。

シャッターブラインドのカタログに記載された「耐風圧強度のグラフ」や「ロック機能(安全装置)」の写真は、ブリイユのカタログの「耐風圧強度のグラフ」や「リバース機能」ものと同じです。説明文も酷似しています。ブリイユBモデルと同等(OEM?)と思われます

きくたん
きくたん

ほんとですね、資料の所々がブリイユと同じ写真や同じ文章です。

迷走ドクター
迷走ドクター

東洋シャッターの電動ブラインドシャッターはこの記事では番外としておきます。

2位:マドモアブラインドF

マドモアブラインドFは三和シャッターの電動ブラインドシャッターです。

迷走ドクター
迷走ドクター

フラットな形状高い耐風圧性能の両立を求めるならマドモアブラインドFが最適です。

耐風圧強度はブリイユとほぼ同等

マドモアブラインドFの耐風圧強度は、ブラインド幅が700~2000mmの場合は1200Pa(風速44m/s相当)ですが、ブラインド幅が2000~3000mmの場合は800Pa(風速36m/s相当)となります(マドモアブラインドFカタログ(#2))。

マドモアブラインドFは開口幅30000mmまで対応しており、最大ブラインド幅ではブリイユに勝っています。耐風圧強度で最大開口幅が裏目に出た形です。ブリイユとマドモアブラインドの耐風圧性能は殆ど同等だと考えられます。

フラットでスマートな形状と耐風圧強度を両立

マドモアブラインドFはマドモアブラインドの最新型(2021年1月発売)で、従来品よりフラットでスマートな形状が特徴です。スマートさはフラットな形状を売りにしていたX-BLINDと遜色ありません。

3位:マドモアブラインド(無印)

マドモアブラインドは三和シャッターの電動ブラインドシャッターです。最新型のマドモアブラインドFではない従来型です。

迷走ドクター
迷走ドクター

標準以上の耐風圧性能広い間口の両立を求めるならマドモアブラインドがおススメです。

標準以上の耐風圧強度

マドモアブラインドの耐風圧強度は、ブラインド幅に関係なく800Pa(風速36m/s相当)とされています(マドモア総合カタログ(#3))。マドモアブラインドには通常のスクリーンタイプのシャッター以上の耐風圧性能があります。

連窓で大開口幅に対応

マドモアの特徴として対応する開口寸法が大きいことがあります。マドモアは単窓なら700~2800mmですが、連窓にすることで最大4027mmまで対応できます。

4位:X-BLIND

X-BLINDはYKK-APのブラインドシャッターです。X-BLINDの特徴はブラインドシャッターとしてはフラットでスタイリッシュな外観です。

標準的な耐風圧強度

X-BLINDの耐風圧強度は、ブラインド幅660-1905mmで800Pa(風速36m/s相当)、ブラインド幅1905-2631mmで600Pa(風速32m/s相当)です( X-BLIND公式カタログ(#4))。X-BLINDでも、通常のスクリーンタイプのシャッターと同等の耐風圧性能があります。

フラットでスタイリッシュな形状

X-BLINDの良さは、フラットな形状です。しかし三和シャッターのマドモアブラインドF(2021年発売)とフラットな形状で競合します。

耐風圧強度ではマドモアブラインドFが優れており、X-BLINDは若干苦しい立場になっています。

迷走ドクター
迷走ドクター

YKKapのカタログに載っている写真は、かなり格好良いと思います。

XBLINDの外見
XBLINDの外見はブラインドシャッターとしてはかなりスタイリッシュです。
きくたん
きくたん

ほんとだ。

5位:passiv blind

passiv blindはOK-DEPOTの取り扱うの外国製外付けブラインドです。外見もブラインドそのものです。大開口に対応し、形状や色のバリエーションが豊富なのが特徴です。

迷走ドクター
迷走ドクター

各種バリエーションの中で、耐風圧強度が高いのはS・Zタイプです。

強風時はケースに収容することをお勧め

passiv blindのS・Zタイプの耐風圧強度は標準で13.9-17.1m/sです。S・Zタイプの中でも耐風圧性能が特に優れたタイプを選べば、最大22m/sまで耐風圧強度が向上します(passiv blind公式サイト内、よくあるご質問(#5))。

ここまでに紹介したブラインドシャッターと比較すると耐風圧強度は劣ります。

迷走ドクター
迷走ドクター

強風時は全開状態にしてケースに収容しましょう。

きくたん
きくたん

窓を守るシャッターとは考えないほうが良いですね。

圧倒的な開口幅6000mm

passiv blindは大開口に適応するのが大きな特徴です。最大の開口幅は実に6mに達します。デザイン性の高い大きなガラス窓を備えた建物に適しています。

きくたん
きくたん

大開口の窓はオシャレですね。

迷走ドクター
迷走ドクター

オシャレな窓にはオシャレな外付けブラインドが似合います。

豊富なバリエーション

passiv blindは色、スラット形状のバリエーションが非常に豊富です。自分好みの外観の商品を選ぶことができます。

変圧器不要

passiv blindは輸入品ですがAC100V対応の製品のため、後述するヴァレーマと違い変圧器が要らないというメリットがあります。

6位:ヴァレーマ

ヴァレーマはドイツ・WAREMA 社の製品です。オスモ&エーデルが代理店になります。位置づけはブラインドシャッターではなく外付けブラインドです。ヴァレーマも大開口幅と洗練されたデザインが特徴です。

強風時はケースに収納が必要

ヴァレーマの外付けブラインドは様々な形式が選択できます。ヴァレーマの中で耐風圧強度が高めなのは、ブラインド部分が「ロールスラットタイプ」でガイド部分が「レールガイドタイプ」のものになります。

ヴァレーマの「ロールスラットタイプ」「レールガイドタイプ」の耐風圧強度はブラインド幅3000mmまでは13.9~17.1m/s、ブラインド幅3000mm以上では10.8~13.8m/sになります。(「ヴァレーマ」取扱説明書(#6))

日本メーカーのブラインドシャッターと比較すると耐風圧性能は大きく劣ります。基本的に強風時には全開にしてブラインドを保護する必要があります。シャッターではなく、純粋な外付けブラインドだと考えましょう。

迷走ドクター
迷走ドクター

強風時は全開状態にしてケースに収容しましょう。

開口幅5000mmに対応

ヴァレーマは最大5mまでの開口幅に対応していることが大きな特徴です。passiv blindと同様にデザイン性の高い大きなガラス窓を備えた建物に適しています。

豊富なバリエーション

ヴァレーマは、色、スラット形状、ガイド方式などの選択肢が豊富です。自分好みのデザインを選ぶことができます。

変圧器が必要

ヴァレーマはモーター自体は100V対応ですが、残念ながら操作用のロータリースイッチがAC250V仕様となっており変圧器が必要になります。

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参考資料

#1 ブリイユ(オイレスECO株式会社公式サイト:https://briil.com/attraction/comfortable.html)
#2 マドモアブラインドF_210113-2(マドモアブラインドFカタログ、三和シャッター)

#3 マドモア総合カタログ(三和シャッター)
#4 X-BLIND(リモコン外付ブラインド X-BLIND, YKK-AP)
#5 passiv blind公式サイト内、よくあるご質問「強風のときの強度は大丈夫ですか?」https://passiv-blind.jp/side/faq1.html
#6 外付けブラインド「ヴァレーマ」手動・電動タイプ取扱説明書(OSMO & EDEL)

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