給湯器のエラーコード173。その後の調査結果。

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わが家の給湯器にエラーコード173がでてから2回目の冬が来ました。前回の冬の終わりにエラーコード173がでてから、原因の調査は続いています。先日、半年ぶりの調査がありましたので、経過をご報告します。

結論から言うと、給湯器内部での漏水の疑いが強まりました。そのため、給湯器の交換工事を契約することになりました。しかし給湯器の納期がかなり延びているようです。原因は部品不足や物流システムの混乱で、その背景にはコロナ禍などの世界情勢があるそうです。

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そもそもエラーコード173は、水漏れを示唆

給湯器のエラーコード”173”は温水式床暖房の回路内で、回路を循環する水が漏れている可能性があることを示しています。

水漏れが生じている場所として考えられるのは、以下の3つです。

  • 給湯器
  • 接続部
  • 床暖房温水シート

ほかにも、実際は水漏れしていないケースとして以下の2つがあります。

  • 空気の混入
  • 落水

詳細は別の記事で解説しています。

半年ぶりの調査の結果

これまでの調査では、目立った漏水箇所が見つかりませんでした。そのため数カ月おいて水量の減少や漏水の兆候がないか確かめることになりました。そして今回は、約半年ぶりの調査となった訳です。

半年ぶりの調査によって、いくつかのことが判明しました。

  • 漏電ブレーカーが落ちていた。
  • 給湯器内の水は減っていない。
  • 床暖房回路の水は減っていない。

漏電ブレーカーが落ちていた

点検対象の給湯器はキッチンの給湯と床暖房を担当しています。そのため暖かい時期は全く使用していませんでした。点検のために久しぶりに運転しようとしても、リモコンが反応しませんでした。

確認してもらったところ、給湯器の漏電ブレーカーが作動して電源が切れたようです。

このことから、給湯器内で水漏れがあった可能性が浮かび上がりました。

給湯器内の水は減っていない

給湯器内には、床暖房回路用の水タンクがあります。タンク内の水は殆ど減っていませんでした。

このことから、タンクより下にあるキッチンの床暖房回路で漏水している可能性がさがります。(床暖房の回路はもう一つあって、それは上階の寝室に通じています。)

床暖房回路の水は減っていない

試しに、キッチンの床暖房を運転してみました。わずかに気泡がでましたが、半年という時間経過を考えれば問題ない量の泡だとのことでした。

つまりキッチンの床暖房から漏水した可能性は低いことが分かりました。

つづいて、上階の床暖房を運転してみました。こちらも漏水を示す変化はありませんでした。

つまり2つの床暖房回路からの漏水は可能性が低いことがわかりました。

判定:燃焼室内での微量漏水の疑い

これらの調査結果から、給湯器内部の燃焼室で微量の漏水が起きている可能性が高まりました。

つまり給湯器の交換で解決する可能性が高まりました。床暖房回路からの水漏れよりもよほどマシです。

対策:給湯器の交換

とはいえ、対策は給湯器の交換ということになります。費用が気になるところです。

業者さんからは、給湯器を24号から20号に変えることを提案頂きました。給湯器の号数は吐出できるお湯の量を示しています。大きいほど給湯能力が高くなります。

以前はキッチン、洗面所、床暖房2か所を24号の給湯器で賄っていました。しかしリフォームの結果、給湯器が担当しているのはキッチン、床暖房2ヶ所に変化しています。そのため給湯能力を下げても問題ないそうです。

これによって数万円は費用が変わってきます。実にありがたい提案です。

費用:約33万円

見積もり額はおよそ33万(税込み)でした。すぐに工事を申し込みました。

今回の見積もりでは、給湯器の価格は2022年初の見積もり額のまま提示いただきました。

一般的に2022年秋の時点では、2022年初に比べて給湯器の価格が5~10%上昇しています。ご注意ください。原因は、世界的なインフレや、足元の円安です。

ショック! 納期は3-6カ月後?!

すぐにでも給湯器の交換工事をお願いしたいところですが、給湯器の納期はかなり延びているそうです。もしかすると半年くらいかかるかもしれません。

給湯器の納期が延びている理由は2つです。

  • 給湯器の注文が増えている。
  • 部品不足で給湯器の供給が安定していない。

給湯器の注文が増えている。

給湯器の注文が増えているのは、季節的なものです。

寒くなると給湯器を使うことが増えます。そうすると給湯器の故障に気付くケースが増えます。

結果的に給湯器の注文が増える訳です。

部品不足で給湯器の供給が安定していない。

部品不足は世界情勢によるものです。2022年初までは主に半導体などの部品の供給不足が原因で給湯器の製造ができない状況があったそうです。

その原因は、主にコロナ禍やウクライナ情勢などよるものだそうです。おもに以下の3つになります。

  • 2022年初までは半導体不足
  • 足元(2022年秋)では金属部品の不足
  • 物流システムの混乱

世界情勢と自分の生活がつながっていると実感させられた次第です。

次は最終報告です

給湯器の交換後については別の記事になります。

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